腸内洗浄

腸内洗浄とは、腸内を洗浄することです。これは、肛門から洗浄液を注入し、大腸内にある不要物を体外に排出することを目的とした一種の療法になります。

なお腸内洗浄は、身体にとって良い効果が得られるといわれていますが、その代表は便秘解消かもしれません。

腸内洗浄は、洗浄液を直接腸内に注入するため、腸内に溜まっている宿便などを排出し、腸内をキレイにする効果があります。なお便秘がちの方は、下腹部がポッコリしていますが、腸内洗浄をすることでこのポッコリがスッキリする効果があるそうです。

なお、このことをダイエット効果と勘違いする方が多いのですが、腸内洗浄をすることで一時的に体重が減ることがあるかもしれませんが、ダイエットとは少し違うのです。

また便秘がちな方は、肌荒れや吹き出物が出たりすることがありますが、腸内洗浄をすることでこれらのことが改善され、美容効果の改善にもつながるわけです。

さらに便秘は、ひどくなると腸の病気(腸閉塞や大腸ガンなど)を引き起こす原因に発展することもあります。そのため腸内洗浄をすることは、これらの病気を予防する効果もあるわけです。

このように腸内洗浄は、便秘解消にととまらず、美容・健康効果といったことも期待できるのです。


腸内洗浄の洗浄水は水道水でもOK?

例えば自宅で腸内洗浄をする場合、腸内洗浄キットを用意することはもちろんですが、注意しなければいけないこともあります。

特に腸内洗浄キットの中には、「水道水を人肌にしてから使う事が出来ます」というようなことが書かれている商品があります。しかし腸内洗浄で水道水を使うのは、とても危険な行為だということを覚えておいて下さい。

その理由は、一般的に水道水には塩素・カルキなどの物質(消毒用)が含まれています。これは水道法(残留塩素が0.1PPM以上必要など)で定められているためです。但し、この「以上」というのが、実は上限が無いことを意味しているのです。

そのため残留塩素が多くなることで、水道水に含まれている汚染物質と化合する危険性もあるわけです。要は発ガン性物質(トリハロメタン)が発生する可能性もあるわけです。これでは健康自体を損なう結果になりかねません。

このような危険性があることから、腸内洗浄には水道水を使わないようにすることが重要なのです。

カフェコロンを例に腸内洗浄の方法を紹介

自宅で腸内洗浄ができるキットにカフェコロンと呼ばれるものがあります。これは、エネマ用缶コーヒーとコロンキットがセットになっているもので、コロンキットとはコーヒー液を入れるバッグ・吊り下げ用のS字フック・液止めクリップ・肛門に挿すエネマパイプが1セットになっているのです。

ここでは、このカフェコロンの使い方を簡単に説明したいと思います。

1.洗腸液を用意するために、エネマ用缶コーヒーにお湯を加え、1リットル~1.2リットルぐらいにします。初心者は800ccぐらいからはじめるといいそうです。

2.温度を気温程度にしてバッグに入れます。

3.頭より15cm程度高くして、バッグを吊るします。そしてパイプの先端までコーヒー液を満たし、クリップで留めておきます。ホース内に空気が残っているといけないので、キチンと空気を抜いて液止めクリップを使うようにします。

4.エネマパイプを肛門に3cm~4cm程度入れたら液止めクリップを緩めます。お腹を圧迫しないようにしておくと1分位で溶液が大腸内に入っていきます。そして注入後は、便意があったら我慢しないで排泄します。なお3分以上お腹にためると排泄しにくくなるそうです。

また溶液を注入した後は、マッサージをすると洗腸効果を高めるそうです。そのため手のひらを使って時計回りに押してマッサージしていくといいそうです。そして便意を感じたらすぐ排泄するのがポイントだそうです。

最後に、妊婦や痔の方、また健康上問題がある場合は医師に相談してから使うようにしましょう。

腸内洗浄で注意すること

カフェコロンのような市販キットも多くなった腸内洗浄ですが、ここでは注意したいことについて紹介しておきます。

まず注入する溶液のことですが、間違っても水道水を温めただけで利用するのはいけません。きちんと洗腸液を用意してからおこなうようにしましょう。また熱湯だと炎症を起こすことがあるため、ちゃんと指で温度を確かめることが大切です。

また腸内洗浄は定期的におこなうといいとされていますが、安易に洗浄を繰りかえしていると腸の働きが弱まってしまい、自然な排便が困難になることもあるそうです。

そもそも腸内洗浄は医療行為になるため、できるだけ専門医のもとでおこなうのがいいと思います。

腸内洗浄のリスクや副作用について

ここでは一般的にいわれている腸内洗浄のリスクや副作用について紹介しておきます。腸内洗浄をすると必ずこの状態になるわけではありませんが、知っておくことも大切です。

  • 自力で排泄することが難しくなる。
  • 排泄の我慢ができなくなり、排泄コントロールが難しくなる。
  • 細菌が入ることで腸内感染を起こす可能性がある。
  • 腸壁を傷つける可能性がある。
  • 大腸ガンなど腸内の病気を見逃す可能性がある。