縮毛矯正
良くある間違いなのですが、縮毛矯正はストレートパーマのことだと思っている方がいます。しかしこれは間違いで、縮毛矯正とストレートパーマというのは全くの別物になります。
なお美容院によっては、縮毛矯正とストレートパーマを一緒にしている場合があるので事前によく確認するといいです。
そもそもストレートパーマは、切断後にシスチン結合で再結合しており、縮毛矯正は加水分解するパーマを応用したものになります。
なお縮毛矯正の方法はいくつかあるのですが、主だったところとして加水分解のパーマを応用してアイロンやドライヤーを使ったり、さらにスチーマー遠赤などの熱を利用する方法になります。なお使う薬や道具についてもストレートパーマとは異なるのだそうです。
ただ現実問題として、加水分解は賛否両論があるということです。本来、加水分解というのはアルカリと熱でたんぱく質を分解し、それをパーマに応用しているのだそうです。この方法なら保水性もありシットリつやつや感が出せるのがメリットといえます。
なお縮毛矯正は技術力も必要になり、例えば熱を入れすぎるとたんぱく質が溶けてしまったり、変形してしまうこともあるそうです。
さらに薬剤の使い方もシビアで、うまく髪の毛を軟化させることができなければ、いくら熱を加えても髪の毛が伸びることはないそうです。なお反対に髪の毛を軟化させすぎてチリチリになることもあるそうです。
特に縮毛矯正に関して美容院で多いクレームの1つに髪の毛が折れてしまうというものがあります。これなどは技術力が低いために、髪の毛の根元に薬がついてしまったことが原因なのだそうです。
縮毛矯正の効果
これも間違われる方が多いのですが、例えば縮毛矯正をしたら半永久的にストレートが維持できるというもの。これは間違いです。
なおもう少し正確にいえば、確かに縮毛矯正を施術した髪の毛は半永久的にストレートを維持することが出来ます。ただし新しく生えてくる髪の毛に関しては今まで通りとなります。
そのため施術後、3ヶ月程度経過すると新しく生えてきた髪の毛のクセが目立ってきます。その場合、再び縮毛矯正の施術をおこなう必要があるわけです。
しかし実際には3ヶ月ごとに縮毛矯正をしていては髪の毛も傷み、さらにその費用もかかります。
そこで一般的な例でいえば、縮毛矯正は3ヶ月~半年のサイクルで施術するのがいいかもしれません。ただ髪の毛のクセや伸びる早さは個人差があるのも忘れてはいけません。
さらに新しく生えてきた髪の毛のクセを活かして施術したり、さらに生えてきた部分だけ縮毛矯正するなどいくつか方法もあります。要は全体的に縮毛矯正をするのは、傷みのことも考えて長めに考えた方がいいようです。
縮毛矯正後のケア
特に縮毛矯正は髪の毛が傷みます。そのため美容院では、縮毛矯正の際にタンパク質入りの栄養材を使ったり、トリートメントをするなどして髪の毛の傷みが最小限でなるようにケアしているのです。なお施術後も髪の毛が痛みやすいのは変わらないのでしっかりケアしてあげる必要があります。
なおケア方法によっては、ストレートの持続時間や、触った時のサラサラ感などに大きく影響してくるのだそうです。そのため縮毛矯正は、施術後のヘアケアがポイントになるともいえるのです。
そこで施術後に注意したいことやヘアケアの方法について紹介したいと思います。
施術後すぐに髪の毛を結ばない
縮毛矯正後は髪の毛が落ちいついていないこともあり、髪の毛を結んだり、耳にかけたりすると、そのあとが髪の毛に付くのだそうです。せめて施術後1日は、髪の毛を洗わないことと、跡が付くようなことをしないことが大切です。
きちんと髪の毛を乾かす
これは縮毛矯正だけの話しではないのですが、例えば髪の毛を洗い自然乾燥させるだけで、きちんと乾かさないで眠ってしまうことは、髪の毛や頭皮にはよくありません。ヘアケアの基本は、洗ったらきちんとドライヤーで乾かすことなのです。
なお髪の毛を乾かすのはドライヤーを使うようにしたいものです。なおストレートにしようとアイロンなどは、髪の毛が傷む原因になるので注意してください。
トリートメントをする
特に縮毛矯正後の髪の毛は、栄養分が足りなくなっているのでパサつきや、傷んでしまうことが多いです。そのためにも栄養入りのトリートメントなど使いキチンとヘアケアしてあげてください。
縮毛矯正を断られるケース
少し前だと縮毛矯正を断るケースとして、男性・妊娠中・子供・ショートヘアの人たちは断られることがあったそうです。なお妊娠中の方に限っては、美容師の配慮によることが多く、特にニオイのキツイ薬剤で気分が悪くなることを避けるためと思われます。しかし現在の技術ならば、妊娠中の方の自己管理さえしっかり出来ていれば、縮毛矯正しても大丈夫のようです。
さらに配慮といえば子供の場合もそうで、ヘアアイロンを使う際に子供が動いて火傷をさせることを避けるためと思われます。
なお最近では、男性やショートヘアの方でも縮毛矯正が大丈夫な美容院は多いです。また美容師の技術によるのですが、髪の毛にボリュームがある状態でも仕上げることもできるそうです。ただ髪の毛が短い場合、皮膚に付けないように髪の毛だけに薬剤をつけるのが大変なため、それだけ高い技術力が必要になります。
こう考えると縮毛矯正を断るのは美容院側の都合が多いかもしれません。
ただ上記のことから分かるように、縮毛矯正には高い技術力が必要になります。断るのは技術力に不安があるためでもあるので色々と探してみるといいと思います。