ニキビ跡

ニキビ跡や吹き出物、ニキビが出来てしまったりする肌トラブルは本当に悩みの種です。

健康な肌ならば、このような肌トラブルになる可能性は低く、ニキビの元になるニキビ菌などの増殖を防ぐような免疫力があるものなのです。

そして、ニキビやニキビ跡ができる原因として、次のことが考えられています。

  • 身体の内側にある理由により肌に負担をかけている
  • 脂性のものが毛穴を詰まらせるという考えから、脂性のものを避け、間違ったスキンケアをして肌バランスが崩れ、肌本来の力が発揮出来なくなっている

このようになってしまうと、肌が本来持っている自浄作用がうまく働かなくなり、肌トラブルの原因のニキビ菌や緑膿菌が増殖してしまうのです。

そこで肌トラブルを解決させるには正しいスキンケアをして、肌の状態を整えることが大切です。そしてスキンケアだけで解決できない場合なども、合わせて専門的な治療などもするとより効果的だと思います。

このように、ニキビやニキビ跡などのトラブルは、身体の内側が原因となっていることが多いのです。

そして、そのまま放っておくと悪化する可能性もあり、その結果としてニキビは跡が残ってしまったりする可能性があるのです。


ニキビ跡の状態
特に、ニキビ跡と言っても実は様々な状態が考えられ、ニキビ跡の状態ごとに最適な治療法があるわけです。ニキビ跡の状態として考えられるのは、次のようなことだと思います。

そして、ニキビやニキビ跡ができる原因として、次のことが考えられています。

  • 色素沈着して「しみ」になっている状態
  • 皮膚が陥没(ニキビ瘢痕)している状態
  • 毛細血管が拡張そいている状態

例えば、色素沈着により「しみ」のようになっているなら、ケミカルピーリングやレーザー治療を利用すれば、目立たなくなることはあります。

また、ニキビ瘢痕には、しわ取りレーザーを使い皮膚組織を整えるのが効果的と言われています。さらに、浅い陥没なら、グリコール酸ピーリングで陥没の段差が目立たなくなるそうです。

ただ、深い陥没の場合、やや強めのトリクロロ酸やサリチル酸を使ったピーリングがおこなわれるそうです。また、皮膚が盛り上がっているニキビ瘢痕の場合、外科的に切って縫い合わせたり、ステロイド薬を局所注射する方法がおこなわれることがあるそうです。

最後にこれらの、ニキビ跡の治療は保険適用外が多く、実費治療になります。また、特殊な治療なので、事前に専門医とよく話し合ってください。

医者選びの目を養おう
美容皮膚科では、ダイアモンド粒子を肌に吹き付けてデコボコを研磨していくダイアモンドピーリングや、毛穴にコラーゲンなどを注入することで肌を平らにする方法、さらにレーザーでコラーゲンを再生させる方法などをニキビ跡の治療法として使うそうです。

しかし皮膚科の治療も、施術者に対して厳しい目をもって選ばなければいけません。大切な肌を託すのですから、信頼できるドクターに任せたいものです。

ニキビ跡の治療

ニキビ跡の悩みを持つ方は多いように思います。特にデコボコした肌やクレーター状のニキビ跡では、ちょっと恥ずかしいものです。そこで、このニキビ跡を消す様々な方法について紹介していきたいと思います。

人間の皮膚とは、たとえ傷ができても自己治癒能力があるので、数日で治してくれます。この時、コラーゲンが作られることで、傷を治してくれるそうです。

これは毛穴に対しても同様のことが言えるのですが、ニキビが破裂し毛穴が傷付くと、治癒性コラーゲンが開いた毛穴に集り、固まってしまうそうです。一般的に、これがニキビ跡と呼ばれるものになるわけです。

そもそも小さなニキビ跡は、毛穴の開きに見えるのですが、実はまったく違い、簡単に治すことは出来ないのです。このような状態になっては、赤ちゃん肌のような「すべすべ肌」に戻すことは出来ないのです。

しかし中にはピーリングのように、お金と時間で徐々に滑らかにする方法ことはできます。ただピーリングは、続けていくと肌のデコボコは治っていくのですが、肌への刺激も強いのでプロの手に委ねたいものものです。


ニキビ跡の種類
ニキビ跡には種類があり、赤みや茶色っぽいシミなどが痕として残っているもの、クレーターやケロイド状みたいに皮膚が凸凹して痕として残っているものなどです。

シミや赤みなど色素沈着によるニキビ跡は、皮膚科で治るものが多いそうです。しかし、凸凹状になったニキビ跡は、完治させることは難しいとされています。ただ、完治は無理でも目立たなくさせることはできるそうです。

その治療方法には、科学的な治療方法と物理的な治療法があります。

まず科学的な治療方法として、凸凹状になったニキビ跡は、皮膚の真皮層にあるコラーゲンが破壊されたことが原因なので、コラーゲンを補充する必要があります。そうすることで肌のハリを回復させ、肌を内側から改善していくわけです。

これは、美顔器などのようにビタミンAやCを誘導体として治療する方法やケミカルピーリングなどがそうです。

そして物理的な治療方法は、肌の凸凹している部分にレーザーを使い、ぼかしたり削ったりして目立たなくしていく治療方法になります。

クレーター状のニキビ跡

特にクレーター状のニキビ跡は、自分でニキビを潰した時に出来やすいそうです。これは、赤く膨らんだニキビを自分で潰してしまうことが問題です。

赤ニキビは、炎症により周囲の組織が破壊され、溶かされているのです。つまり皮膚がくり抜いたように陥没ができやすいそうです。

さらに、自分でニキビを潰して刺激を与えると、ニキビに溜まった酸化物質が外に出ず、反対に組織内に広がり、炎症を悪化させる原因にもなるのです。この時に真皮まで凹んでしまうそうです。

そこで、ニキビが赤く炎症を起こしたら、まず皮膚科で診てもらいましょう。自分でケアするより確実に、ニキビ治療が出来ます。

そして一番忘れてはいけないのが、ニキビの状態なら治療も可能ですが、へこんで「ニキビ跡」になってからでは元に戻すのが大変難しいということなのです。

レーザー治療

現在の日本では、レーザー治療の普及とともに様々な症状でその技術が用いられています。当然、ニキビやニキビ跡の治療方法としてもレーザー治療が普及し、それを用いる皮膚科や病院などが多くなったといえます。

このレーザー治療の良さですが、ニキビ跡治療にはケミカルピーリングもありますが、それが出来ないような敏感肌の方でもレーザー治療なら対応が可能なことがメリットの1つといえます。

なおレーザー治療は、ニキビ跡の状態に関わらず、例えばシミや色素沈着、凸凹状などでも対応することが可能です。

特に殺菌作用をもつレーザー治療の場合、炎症を起こしているニキビに効果があり、細菌の繁殖を抑えてくれる効果もあります。また凸凹状になっているニキビ跡は、レーザー治療でコラーゲンの生成を促し、痕を目立たなくする方法もあります。

なお、デメリットがあるとすれば、金額です。保険が使えない場合、1回の治療に1万円~2万円程度かかることが多いことと、継続的に続ける必要があるため、思っている以上にお金がかかってしまいます。

ニキビ跡におけるレーザー治療は、まだ認識されていないこともあり、実際に治療する人は少ないそうです。ですが、その効果はケミカルピーリング以上と言われています。ただし個人差もあるそうですが・・・

イオン導入

イオン導入とは、美容成分を微量の電気を使い肌の奥深くまで浸透させる方法です。

次に、ニキビ跡の治療としてのイオン導入を考えると、イオン導入単体だけではニキビ跡の治療法としては効果がありません。

しかし、ビタミンC誘導体などとイオン導入とを組み合わせることで、ニキビ跡の治療に効果が現れるそうです。

このイオン導入ですが、昔はエステや皮膚科などの専門機関でしか受けることが出来ず、さらに時間もお金もかかっていました。しかし現在では、イオン導入の機器が市販されだしたこともあり、家庭で手軽にできるようになっています。

基本的な使い方は、ビタミンC誘導体などの有効成分を含ませたコットンを顔にあて、その上から機械をゆっくり当てて、イオンを導入していきます。

さらに効果的に使うなら、毛穴に詰まっている皮脂やファンデーションの残りなどを全て取り除き、イオン導入をすると良いそうです。

このイオン導入自体は、肌が弱い人でも大丈夫です。ただし使用する化粧水は、肌の相性があるので自分に合ったものを使用することです。そして、3日に1回位の割合でおこなうのが良いそうです。

ビタミンC誘導体

特に、ニキビ跡治療に効果があると言われているのが、リン酸型ビタミンC誘導体にパルチミン酸を結合したもので、アプレシエやAPPSなどと呼ばれているそうです。

この成分のお肌への浸透効果ですが、普通のビタミンC誘導体と比べてリン酸型ビタミンC誘導体は、10倍の浸透率、新型ビタミンC誘導体はさらに100倍の浸透率だそうで、通常の1000倍の浸透率という計算になります。

効果はリン酸型ビタミンC誘導体と同様に、メラニンを薄くしたり、コラーゲン生成、抗酸化作用などだそうですが、効果はリン酸型以上と言われています。

このAPPSローションは、肌の真皮層部分にまで届く有効成分にり、ニキビやニキビ跡の治療から、アンチエイジングなどでも注目されています。

なお市販のAPPSローションは、使い方も簡単で通常の化粧水のように顔にまんべんなくつるだけでよく、合わせてフェイスマスクやホットパックなども使うと、さらに浸透率が上がります。

ただ個人差もあり、まれに刺激を感じる人もいるようです。その場合は、ミネラルウォーターなどで薄め、肌を慣れさせると良いそうです。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、簡単にいえば古くなた角質を酸で除去することです。また酸といっても肌に負担の少ないものなので、古い角質を無くすことで肌のターンオーバーの力を促進させる効果があるそうです。

要は、メラニン色素が体外に排出される時間が早くなり、ニキビ痕による色素沈着を改善させていく効果が期待できるということです。

またコラーゲンの生成力も増すため、凸凹状になっているニキビ痕にも多少は効果があるそうです。

以前はピーリングといえば、エステや皮膚科などが中心でしたが、現在ではピーリング洗顔料やクリーム、石鹸など様々な製品があり、自宅で簡単なピーリングする人も多くなったそうです。

なおピーリング洗顔は、優しく顔をこするのがポイントで、週1回くらいを目安にするといいそうです。そして、ピーリングが終わったら必ず化粧水などで保湿をすることが大切です。

最後に注意点として、ピーリング後は肌への負担が大きくなるため、できれば紫外線に当たらないようにするといいそうです。また必ずパッチテストをしてから使うようにすることも忘れずに。

ニキビ跡を消すために

睡眠不足

ニキビや吹き出物は、ストレスなどによる寝不足も原因の1つと言われています。

特に、ニキビを悪化させると痕が残り、治すことが難しくなってきます。そのため、ニキビが出来たときには適切な対処をして、対策や予防をすることが大切なのです。

一般的に10代と大人の睡眠不足は、その内容が大きく違います。大人の睡眠不足は、ストレスによることが多く、体に負担になっていることが多いのです。

なお、睡眠をコントロールするメラトニン(ホルモンの1つ)は、子供の頃は体内にその物質が充分にあり、不眠症になるケースが少ないそうです。しかし、加齢に伴いメラトニンの量が減少し、そして眠りが浅くなったり不眠になったるすることがあると言われています。

いい体とは、充分に睡眠が必要です。しかし、そのために精神安定剤や睡眠薬などを服用すると、逆に肌には悪く、ニキビができやすくなってしまいます。その結果、ニキビ痕をつくることにもつながることがあるのです。

そこで睡眠をきちんととるためには、ストレスを緩和させることが必要です。そのためアロマテラピー、マッサージ、軽い運動をするなどして、ストレスを緩和させて、質のよい睡眠を得るようにしたいものです。

アロマテラピー

ニキビ跡とは、にきびを適切な方法でケアしないと痕になってしまうことが多いです。そこで大切になるのは、元となるにきび自体を予防することといえます。

にきび予防で一番大切なことは肌を清潔にしておくことです。洗顔はきちんとして、汗をかいたら拭き取るようにするだけでも違うものです。

また出来てしまったにきびは、エッセンシャルオイルなども効果があるといわれ、ラベンダーやティートリーなどが殺菌作用もあり効果的と言われています。

この使い方ですが、エッセンシャルオイルを薄めずに直接綿棒につけ、ポツポツとしたにきびに直接つけます。何日間か続けていると、にきびの炎症が治まってきます。

なおエッセンシャルオイルは、直接肌につけてはいけないものもあります。取り扱いには是非注意してください。

さらにスチームバスなどで皮脂の詰まりを解消するのも良いかもしれません。熱いお湯を洗面器に入れ、ティートリーを2滴~3滴ほど入れ、蒸気を顔にあてると良いそうです。

食生活

ニキビ跡を予防するために大切なことは、食生活のバランスを整えることが大切です。

睡眠不足や食事バランス、さらに化粧水なども油分が多過ぎないもの使うなどして、常に体を清潔にしておくことがポイントです。

こうしていくと体質も改善され、体の内側からケアされていきますので、自然とにきびができにくい肌質に変わっていくものです。是非にきびやニキビ跡で悩んでいる方は実行してみてください。

紫外線対策

紫外線には、紫外線A波と呼ばれるUVA、紫外線B波と呼ばれるUVB、紫外線C波と呼ばれるUVCの3種類があります。

なお、UVCはオゾン層で吸収されてしまうので、実際に私たちのところまで届くのは、UVAとUVBの2種類だそうです。そして、これがにきび肌にダメージを与えたり、ニキビ跡を残しやすくする原因にもなるのです。

UVAは、波長の長い紫外線のことで、この紫外線を浴びると、ヒアルロン酸が分解されるそうです。ヒアルロン酸は、肌の水分保持に関係のある成分なので、もし無くなってしまうと肌の乾燥が進み、硬くなることがあるそうです。肌が硬くなることは、にきびの痕も残りやすくなるともいえます。

さらにUVAは、コラーゲンなどの肌弾力に関係のある成分も壊し、ニキビ跡を凸凹状にしてしまうそうです。