更年期

ホルモンが大きく変わる時期のことを更年期といい、この時期に身体的や精神的に不調になることを更年期障害と呼んでいます。なお、その多くは女性に現れる症状といえます。

さらに更年期になると女性としての自信を無くし、否定的になることが多く、たとえ症状が辛くても一人で悩む方が多くなってしまいます。

そこで更年期のことを悩む前に、自分で簡単にチェックしてみるのがいいと思います。以下に更年期障害の症状を挙げてみますので、チェックしてみてください。

  • どんなことにも疲れやすくなった
  • 吐き気、頭痛、めまいなどが多くなった
  • 顔が火照る感じがする
  • なかなか寝付けない
  • 睡眠が浅い
  • すぐ落ち込んだり、滅入ったりする
  • 汗かきになった
  • 怒りっぽい

他にも症状はありますが、例えこれらの症状がみられても必ず更年期障害であるとは限りません。そのため自己判断せずに病院で診てもらうことが大切です。

特に更年期は、年を取ることで起こりやすくなります。そして不調を訴える人も多くなります。なお更年期の症状は、個人差があり、いくつかの症状を組み合わせて出ることもあり、そのため症状はさらに辛く感じてしまうようです。

更年期の症状

様々なことが考えられる更年期の症状ですが、症状例を何点かあげてみたいと思います。

躁うつ病
特に精神的な症状が出やすいのが更年期の時期といえそうです。例えば、急にハイテンションな感情になったり、反対に急に落ち込んだりします。

なお、感情の起伏に大きなムラがある場合、躁うつ病の可能性も考えられます。その場合は、精神科や心療内科で治療をすることが大切といえます。

治療では、薬物治療やカウンセリング治療など、その人の状態に合わせた治療法がとられるそうですが、大切なことは早期発見して治療すれば早めに治すことが出来るそうです。

心身症
なお更年期になると、うつ病や神経症、さらに精神的な疾患を患ってしまうことが多いそうです。この場合、自己診断をせず専門医にきちんと治療してもらうことが大切になります。

中でも心理的なものが要因となり、呼吸器官や消化器官などに症状が現れる心身症と呼ばれる病気があります。その症状として、じんましん、喘息、胃潰瘍、円形脱毛症などのがあるそうです。

これらの症状は、更年期になったことが原因となる場合と、そうではない場合があります。特に、これらの症状が見られたら自己診断せず、病院で診てもらうようにしましょう。

更年期の症状(精神的なこと)

女性の場合、更年期とは女性ホルモンが減少することで起き、身体的・精神面に現れる症状もあります。

特に更年期の時期というのは、社会生活や家庭生活において変化が起きやすいことに関連しているとも言われています。例えば、定年や子供の結婚などがそうです。

なお、ここでは更年期における精神的な面について、どのような症状が現れるのか考えてみたいと思います。

イライラ
最初にあげられるのが「イライラ」だと思います。普通に考えたら何でもないことにイライラしたり、不安になったり、精神的に疲れてしまうことが多いそうです。

睡眠
次に睡眠があります。例えば、寝付きが悪かったり、早く目覚めて睡眠が上手に取れなかったりします。これは睡眠障害により、精神的にイライラすることもあるかもしれません。

うつ
上記のような症状が重なると、「うつ」のような状態になってしまうこともあります。何も無いのに気分が落ち込んだり、仕事をしたくなくなったり、さらに倦怠感に悩むこともあるそうです。

このような場合、カウンセリングなどで誰かの助けを借りることも大切で、精神面のケアを受けたりすることも大切になります。

女性特有の更年期症状

女性の場合には、子宮や月経など様々な女性特有の影響が出てくることがあるそうです。

なお更年期は閉経ではなく、更年期になっても月経が無くなることは無いのですが、何かしらの影響は現れてくるそうです。

更年期と月経
今までは定期的(28周期とか)に生理が来ていたのに、更年期になったことで、月に2回来たり、反対に2ヶ月も3ヶ月も無かったり、訪れる周期が安定しなくなるそうです。

なお血の量も、少なかったり多かったりするそうです。また1回の月経の日数にも変化が現れることがあるそうです。

これは年齢を取ると仕方がないことですが、月経と勘違いし、不正出血することもあるそうです。なお不正出血の場合、腟炎、内膜症、子宮筋腫の疑いも考えられるため、この状況が続く場合、なるべく早く婦人科で診てもらうようにした方がいいと思います。

また血圧についても、年を取ることで高くなるのが普通なのですが、更年期の場合は自律神経が乱れている関係上、高くなったり低くなったり、安定しなくなるそうです。

さらにこれが続く場合、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすこともあるそうで、早期受診と毎日で血圧を測り変化を見逃さないようにすることが大切になります。

更年期障害

更年期障害は様々な症状が現れてきます。そこで実際に更年期障害になってしまっても、すぐに病院に行けるように事前に知識を付けておくことが大事です。

婦人科系の症状
特に更年期になると卵巣の働きが弱くなり、不正出血につながる恐れがあるそうです。またエストロゲン(女性ホルモン)が減少することでも起こるそうで、この場合おりものが増えることがあるそうです。

また上記のような症状や、外陰部の痒みが出てきた場合、子宮筋腫の可能性も考えられることから、すぐに婦人科で受診したほうがいいそうです。

胃腸の働きの低下
更年期になると自律神経のバランスが崩れ、そのため胃腸の働きが弱くなることがあるそうです。その結果、胃痛や吐き気、さらに胃がムカムカしたり、便秘がちになることがあるそうです。

なお、これらの症状がみられた場合、更年期だからと思わず、病院に行くようにしましょう。なぜなら潰瘍の疑いも無視できないためです。

女性ホルモンの分泌量の減少
女性ホルモンの分泌が少なくなると、皮膚が弱くなり外からの刺激に敏感になってしまいます。そのため、痒みや湿疹などがでるようになるそうです。

さらに水分保持力も低下するため乾燥肌になり、痒みが増してしまうそうです。そのため、しっかり保湿するか、もしくは皮膚科で診てもらうようにしましょう。

更年期障害の症状

疲れ
更年期の時期になるとホルモン分泌のバランスが崩れてきます。その結果、体や心にも影響が現れてくるようになります。また、肉体的・精神的に疲れやすくなるそうです。

なお更年期の時期といえば、御主人の定年や、結婚による子供が自立など、精神的にまいることが多く、何をしてもダルイと感じることがあるそうです。

めまい
特に更年期になると「めまい」を起こす人が多いそうです。仮に「めまい」に見舞われた特は、薄暗い部屋で横になり、くつろぐようにしましょう。

しかし「めまい」が頻繁に起きる場合、脳梗塞などの他の病気の可能性もあるそうなので、病院で診てもらうようにすることが大切です。

気分の落ち込み
たいしたことがないことでも気分が落ち込んでしまうことが多いそうです。気晴らしできる友人などがいると更年期も違った過ごし方ができるかと思います。

あるいは、何かに没頭できるような趣味を持つことも大切です。気分転換にもなるので、ぜひ見つけてみてください。

ホットフラッシュ
特に更年期障害で一番多く見られるのがホットフラッシュと言われています。この症状は、のぼせたり、ほてったりすることだそうです。

なお、のぼせる症状には、決まった状態はなく、毎日決まった時間に頭に血がのぼってのぼせたり、急にのぼせたりするよそうです。

また、ほてるとは、たいして暑くないのに汗をかいてしまうような状態のことだそうです。

これらの症状は、自律神経のバランスが崩れていることで起こるともいわれています。また、反対に冷え性になることもあるそうです。これも自律神経のバランスの崩れといえそうです。

痛み
これは、体のあちこちが痛くなことで、特に多いのが肩こりや腰痛だそうです。これは、更年期になり体の血行が悪くなることが原因といわれ、そのため体操やマッサージなどで血液循環をよくすることが大切になります。

特に散歩はオススメで、毎日歩くことで痛みが緩和されるそうです。

更年期症候群

女性の更年期は、閉経間近になることで卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌量が少なくなってきます。その結果、自律神経等のバランスに影響が現れ、心身ともに不調になってしまうそうです。

この更年期の時期と、一般的に40歳~60歳のころといわれ、その前兆として、排卵の回数が少しずつ減っていくのだそうです。

すると、生理が必要なくなってくるので、生理周期も少しずつ乱れてくるそうです。例えば、生理周期が極端に短くなったり、長くなったり、また量が減ったりしてくるそうです。

この症状は、更年期を迎えた女性によく見られる症状だそうです。なお症状が重い場合、病院で治療をしたほうがいいと思います。

また更年期になると、女として終わったとか考えてしまう傾向があるそうですが、そうではないことをきちんと認識する必要があります。間違った認識をしていると、実際に更年期になったときに精神的なダメージが大きくなってしまいます。

なお、早期治療や予防対策で症状を緩和できるそうなので、悲観せずに誰かに相談するようにして下さい。

男性の更年期障害

特に更年期といえば、女性だけがなるというイメージがありますが、それは違います。男性も女性と同じように更年期という時期が訪れるわけです。

男性の更年期障害は女性と少し違い、年を取ることで、今まで心身に生じた過度のストレスなどが原因となり、更年期に入ることが多いそうです。

なお年齢的には女性と同様に40歳~60歳くらいだと言われています。また男性の更年期は、男性ホルモンが不足するため、その症状としては不快感という症状が現れるそうです。

なお男性の更年期症状についての認知度は低く、最近になってやっと男性にも更年期があるという認識が出てきているだけだそうです。周りの人には理解しがたいのかもしれません。

さらに男性の更年期の症状は、女性と違い徐々に現れるそうです。主な症状は、やる気が無くなったり、集中力が無くなったりすることだそうです。

なお男性の更年期は、その認知度の低さから、その症状に気付くことが少ないといえるため、特に奥さんは旦那さんが次のような症状が見られたら更年期を疑い、病院で診てもらうようにするといいです。

男性更年期の症状

  • 疲れが取れない
  • イライラする
  • 性欲が減退する
  • ひげなど伸びるのが遅くなった
  • 気分が落ち込む
  • どこにも出かけたくなくなった