関節痛の原因
関節痛で特に多いのは、腰・膝・肩といわれています。確かに四十肩、五十肩なんて言葉もあるほどです。また山登りやジョギングが好きな方も、無理をしたり、間違ったフォームでは関節を痛めてしまうこともあります。是非、注意したいものです。
一般的な関節痛の痛みは、動かすと痛くなるケース、寒くなると痛くなるケースなど、様々な種類があるのです。また体重のある方も、体重を支える足に負担がかかることから、膝や股関節などが関節痛になることがあります。さらに、スポーツなど特定の関節に負担をかけている場合、関節痛の原因にもなりかねません。
もし、関節に痛みを感じるようになったら、整形外科などでレントゲンをとり、関節の変形などを調べてもらうことをオススメします。
膝(ひざ)の関節痛
関節痛の中でも、中高年になって多くなるのが膝の関節痛だそうです。
初期の膝関節痛は、膝に違和感を感じたり、こわばっているような感じなのですが、特に気にする人が少ないのが現実です。しかし本来は、この時期から予防するのが理想的なのです。私生活の中では、正座を避けたり、身体を冷やさないようにしたり、軽い体操をするなどの予防策があります。また、靴はクッション性の高いタイプのほうが、膝の負担が少なくなるのでオススメです。
仮に、初期段階の違和感を放置すると、これが痛みに変わってきます。立ったり、座ったり、階段を上り下り、歩き始める時などに痛みを感じるようになります。この症状が現れてしまっては、すでに軟骨が磨り減り、骨が変形していることが考えられます。
一般的には、この状態を変形性膝関節症と呼ぶそうです。この変形性膝関節症は、軟骨が老化した場合や 肥満気味の方に多く見られます。
肘(ひじ)の関節痛
スポーツ選手に多いのが肘の関節痛です。なお肘の関節痛は、膝や腰の関節痛に比べ障害が少ないのが特徴で、病名に野球肘・テニス肘・ゴルフ肘というようにスポーツの名前が付くことが多いです。
野球肘
野球(特にピッチャー)をしている方に多い関節痛が野球肘です。ビッチャーの場合、投球フォームや投球数により軟骨が傷つき、骨のカケラが関節内を動き回るため痛むのが特徴です。そのため腕を曲げたり伸ばしたりすることが困難になります。
さらに少年野球に熱心な子供にも多いです。特に骨や筋肉などが成長過程にある子供は注意したいです。主に練習のやり過ぎが肘を痛める原因となります。なお練習の後は、アイシングなどのケアをすることも大切です。
なお肘の内側や外側を軽く押すだけで痛みがある場合、関節痛が疑われます。早めに専門医に診てもらいましょう。
テニス肘・ゴルフ肘
なおテニス肘やゴルフ肘の原因は、単にテニスやゴルフのやり過ぎだけではありません。肘や手首を使い過ぎることで、肘の外側が炎症を起こす関節痛をこのような呼び方をするのだそうです。近頃は、パソコンの使い過ぎにより、この症状が現れる方も多いです。
一般的に肘関節痛になったら、腕を使うことを止めることが大切です。そして病院で消炎鎮痛剤や湿布を処方してもらいます。場合によっては、温熱療法や運動療法をするケースもあります。
肩の関節痛(肩関節周囲炎、四十肩、五十肩)
特に40代から50代の方に多くみられ、「四十肩」「五十肩」などと呼ばれることもあります。なお最近では、若くても高齢になっても発症する関節痛の1つと言われています。
また五十肩は、肩関節周囲炎とも呼ばれ、肩の関節の周りの炎症になることでおこります。五十肩の原因は、骨の老化と考えられていますが、詳しい原因は分かっていないそうです。突然、痛みを感じたと思ったら、腕が上がらなくなり、安静時はもちろん、肩を上げたり下げたりすることは痛みで出来なくなります。
さらに慢性化すると、睡眠中も痛みを伴い、我慢が出来なくなるそうです。できれば、こうなる前に病院へ駆け込むべきです。なお五十肩の予防は、姿勢を良くすることだと言われています。くつろぐ時も、肩に負担をかけないようにすることです。
腰、腰痛の関節痛
実は病院の診察で、風邪の次に多いのが腰痛だそうです。
特に日頃から、スポーツをしている人や重い物を持つ人は、腰痛になりやすいそうです。腰椎にかかる負担が大きいからです。しかし近年では、会社員やOLのようにデスクワーク中心の職業の方や、長時間に渡り車を運転する職業の方にも多くみられる症状なのです。
ちなみに、長時間も同じ姿勢で椅子に座っている方が、腰にかかる負担は大きいのです。腰痛の原因は、姿勢の悪さに問題があるとされていますので、できれば正しい姿勢を身に付けるようにしましょう。
最後に腰痛は、大きく2つに分けることが出来ます。これについて説明します。
急性腰痛
「ぎっくり腰」は、急性腰痛のタイプになります。ぎっくり腰になると、あまりの痛みに立つことすら出来ないのですが、湿布を貼って2~3日安静にしていれば、痛みも治まってきます。病院には、動けるようになってから行けばいいのです。
慢性腰痛
いつもに腰に重い感覚があったり、ジワジワと痛みを感じるのが慢性腰痛の特徴です。これは、骨の老化、腰以外の病気、ストレス、細菌や腫瘍のいずれかが原因と考えられてます。しばらくすると痛みも和らぐのですが、できることなら病院で診てもらうことをオススメします。