フケ症

フケが出ることは、人間の体においては、ごく自然な事です。これは、全身の皮膚に起こる新陳代謝の中で、頭皮の場合がフケになっているだけなのです。そして、このフケの量により、フケ症なのかどうかが分かれます。

ただ基本的に、フケ症とはフケの量による定義は無く、一般的な解釈として、朝に頭を洗っても、その日にフケが肩に乗っかっている状態の人をフケ症と定義するそうです。

しっかり頭を洗っても、その日のうちにフケが出てたり、頭を掻くと際限なく出てきてしまう場合などは、フケ症と呼ばれることが多いそうです。

なおフケ症は、決して負い目として感じることはありません。ただ、治療や予防の方法は常に頭に入れ、実行していく方がいいと思います。

フケ症の種類

フケ症は、全てが同じような状態ではなく、大きく分けると、2つのフケ症があるそうです。そもそもフケの種類を分けることは、治療や予防をおこなう場合にとても役に立つのです。

このフケ症は、乾燥タイプと脂漏タイプに分かれます。

乾燥タイプ
パラパラと乾いた感じのフケが出ます。洗髪をしすぎや、無理に頭を強く掻いたりすると出るフケです。

特にフケ症ではないのにフケで悩んでいる方に多く、比較的予防しやすいと言えそうです。これは頭を掻きすぎないことと、強く頭を洗わないように心がけることで解消されるケースが多いです。

脂漏タイプ
頭皮に皮脂が多量に分泌するため、頭を掻くと爪の中にフケが溜まっていることが多いです。本来のフケ症の多くが、この脂漏タイプで、本格的な予防や治療をおこなう必要があります。

なお男性のフケ症の多くが、この脂漏タイプになります。

フケ症の原因

はじめにフケが発生する仕組みについて説明していきます。

そもそもフケとは、頭皮の皮脂が新陳代謝により、古いものから新しいものに入れ替わる時に、古い頭皮がはがれたものになります。これ自体は自然の摂理なのです。

しかし毎日、大量の頭皮が剥がれ落ちる場合、正常な状態とはいえません。そもそも新陳代謝は、全身でおこなわれているのですが、毎日顔の皮が剥がれたら異常ともいえます。

つまりフケ症は、フケ発生のメカニズムが故障している状況だと言い換えることもできます。そこで、何が原因で異常になっているのが考えてみたいと思います。

頭皮には、皮脂を分泌する脂腺があり、この皮脂を栄養源としている菌もいるわけです。そして問題なのは、皮脂の増加により、この菌が通常よりもはるかに多くなっていることなのです。

この皮脂の分泌量が多くなると、頭皮の皮脂腺に付着している菌も大量繁殖し、これがフケ症の原因となっているのだそうです。

フケ症治療

フケ症を完治させるためには、生活習慣を改善するのが一番といえます。しかし生活を改善すれば、すぐフケ症が治るかというと、そうではないようです。

例えば、規則正しい生活と適切な洗髪やシャンプーにしても、フケ症が完治するのに5年~10年ぐらいはかかるそうです。フケ症の治療とは、このぐらい大変なのです。

なお、一度フケ症が治っても、生活習慣が乱れれば当然の結果として再発します。フケ症の抗体があるわけではないのです。皮脂が過剰分泌されれば、すぐになってしまう病気です。

フケ症の自覚

自分がフケ症かどうかというチェックするのは、簡単そうで難しかったりします。そのため、自分でフケ症だという自覚がある状態は、かなり重度なフケ症だと思います。

なお一般的に軽度のフケ症は、自分では気付かないものだそうです。

肩に落ちるフケも不定期だったり、服の色によっては気が付かないこともあります。また、先発の時もフケが多いと自覚することは難しいです。このため、フケ症を自覚するのは難しいわけです。

フケ症チェック方法
そこで、簡単に出来るフケ症チェック方法を紹介します。

・洗髪は2日に1回以下の頻度
・顔の脂が多い
・頭がすぐ痒くなる
・頭皮が赤くなりやすい
・頭皮が痛む
・フケが固まりになりやすい

これらが複数当てはまるなら、フケ症の可能性がかなり高いと言えそうです。

基本的に洗髪は、毎日行うべきです。特に、2日に1回や、それ以下の場合、頭にフケが溜まりやすく、頭皮の皮脂が溜まり菌が繁殖しやすくなります。

さらに、皮脂が多く分泌する人は、脂性の体質ともいえます。脂性の人は、顔も脂が多くなり、テカりやすいです。この場合、フケ症の可能性が高いといえます。特に体質的なフケ症の場合、同時に脂性の改善もおこなうことが大切になります。