デトックス
デトックスとは、体内に多く蓄積されている毒素を取り除くための健康法のことです。ただ、ここでいう毒素とは、どのようなものかご存知でしょうか。
私たちは、日常生活の中で身体に悪い物質を体内に取り込んでいる自覚がある人は少ないと思います。ただ喫煙者に限っては、煙草の有害物質は自覚しているとは思います。
しかし、毎日の食事や飲み物、呼吸により体内に取り込む空気など、思っている以上に有害物質が含まれているそうです。
ただ何となく身体に悪いかなという認識はあっても、例えば排気ガスや食材の保存料などのどの成分が身体に悪いかということまでは知りえないことが多いです。
一般的に毒素という物質の多くは、有害ミネラルと言われているそすです。この有害ミネラルとは、ミネラルの中でも身体に重要な必須ミネラルの働きを邪魔する物質のことです。
この有害ミネラルは、自覚のないまま体内に取り込まれ、仮に自覚していても全てシャットアウトするのは難しいそうです。
なお体内に毒素が入った場合、尿などによって定期的に対外に排出されれば問題ないのですが、少量といえども体に悪影響を及ぼす量まで蓄積していく恐れがあるそうです。
これを防ぐ為に、デトックスという健康法が注目を浴びているのです。そして、このデトックスにより、体内毒素の脅威を取り除く事ができるのだそうです。
体内毒素
アルミニウム
有害ミネラルの中でも、特に体内に取り込まれる頻度が多いのが、アルミニウムだそうです。このアルミニウムは、日常生活に密着した物質といえ、鍋やフライパン、アルミホイルや歯磨き粉、さらには胃腸薬の成分として含まれていたりします。
しかし特に注意が必要なのが、鍋やフライパンの成分に使われていることです。料理で使用する鍋やフライパンの表面にアルミニウムが使用されている場合、ごく少量ながら加熱処理することでアルミニウムが鍋から剥離し、調理中の食品に付着するそうです。
こればかりは仕方が無いことかもしれませんが、そのまま放置しておけば、いずれ体調不良の原因となりかねません。
なおアルミニウムの過剰摂取による人体の影響は、食欲不振が一番だそうです。さらに、息切れや筋肉痛、ひどい場合は胃腸障害や痙攣といった症状になる可能性もあるそうです。
小さい時に、興味本位でアルミ箔を噛んだ事のある人は多いと思いますが、身体に良くないということが何となく実感できると思います。
鉛
なお鉛もデトックスの対象となる毒素です。
鉛は、有害物質の材料として利用される機会の多い物質です。ただ中には、亜鉛がサプリメントとして販売されていることから、優良なサプリメントと勘違いしている人も多いそうです。
しかし実際は、亜鉛と鉛は全く別の物質なので注意しましょう。
ちなみに鉛を摂取する要因は多いそうです。例えば、ガソリン、陶器、絵の具などに含まれ、それらを触ったり付着させた状態で、間違って口内に入れてしまうこともあるそうです。
なお鉛を摂取する要因は、これらだけではなく、古い水道管から剥離した鉛が水道水の中に入ることで体内に取り込まれることがあるそうです。つまり、水道水を飲む事で、鉛を摂取していることもあるのだそうです。
特に都市部では、水道水を飲むのは危険と言われる所以です。
また鉛を過剰摂取する事で、身体に起こりうる障害として、貧血、めまい、頭痛、筋肉や骨の痛みなどがあるそうです。特に、これらの症状が出た場合、病気のほか、鉛の過剰摂取も疑う必要があるそうです。
水銀・ヒ素
デトックスにおける毒素排除の対象としては、水銀やヒ素も含まれるそうです。これらの物質は、有害物質という認識が比較的高いです。水俣病などのような病気も有名ですから。
水銀やヒ素の過剰摂取は危険ですが、もっと怖いのが知らない間に溜まっていく場合です。
水銀を摂取する要因として、水俣病の例でいえば、工場汚水によって汚染された魚介類を食べることです。魚から大量の水銀が摂取されるという事例もあるほどです。なお農薬からも水銀の摂取の可能性があるそうです。
つまり、日々の食事に並ぶ魚や野菜などに含まれている可能性があるわけです。他にも、化粧品や銀歯から摂取してしまったという事例もあるそうです。
一方、ヒ素は殺虫剤や除草剤から摂取されることが多いそうです。特に殺虫剤を撒きすぎると、体内にヒ素が入り込まれる可能性が高くなるそうです。
なお水銀による健康障害の兆候は、精神面の症状が多いとされ、うつや情緒不安定になる場合、水銀の過剰摂取が疑われるそうです。さらに、皮膚炎やしびれなどが発生することもあるそうです。
またヒ素の場合、強い疲労感や、胃腸障害が発生するケースが目立つそうで、さらに手足が燃えるように熱く感じることもあるそうです。
カドミウム・ニッケル
カドミウムやニッケルといった、普段の生活の中では全く意識しないような有害ミネラルも、知らない間に溜まっている毒素の1つだそうです。
カドミウムとは、脱毛や貧血、高血圧、食欲不振などの原因となる物質で、特に毛髪と血についてかなり悪影響を与えるそうです。
このカドミウムは、喫煙や排気ガスなどにより体内に取り込まれることが多いそうです。特に排気ガスは、都会に住んでいる場合、ある程度の摂取は仕方がありません。しかし過度の摂取は考え物です。
なお、煙草が身体に悪い原因としては、カドミウムも関係しており、抜け毛や血液循環の不良の原因となるそうです。
またニッケルについても、喫煙によって摂取されるそうです。さらにマーガリンに含まれていることでも有名です。
このニッケルの過剰摂取によって起こる健康障害は、無気力、不眠、疲労感といった、ダルさが多いそうです。さらに下痢や皮膚炎を訴える人もいるそうです。
デトックス効果のある食べ物
野菜
まず、デトックス効果の高い食材といえば野菜全般です。野菜に含まれる成分の多くは、毒素を中和したり、消したりする効果があるそうです。薬草のようなな感覚かもしれません。
例えばデトックスに有効な野菜は、ほうれん草など、ほとんどの野菜が該当します。ゴボウ、キャベツ、アスパラガス、トマト、にんじん、ニラ、パセリ、ブロッコリー、ねぎ、たまねぎ、小松菜、大根、きのこ・・・どれもデトックス効果を期待することが出来ます。
なお果物も効果があるものが多く、例えば、りんご、スイカ、オレンジ、アボガド、グレープフルーツなどがそうです。
このように野菜や果物は、食事でおこなうデトックスに必要不可欠といえ、特に野菜は、体内毒素を取り除くのに多大な影響を与えるといえます。
また普段、あまり野菜を食べない方や、野菜が苦手な場合、野菜ジュースで摂取する方法もあります。野菜ジュースは種類も多いことから、手軽に野菜を摂取する手段として有効といえます。
なお野菜ジュースなら自分で作るのもいいです。ジューサーを使い、いくつかの野菜と果物を混ぜて作ったミックスジュースは、まさに健康そのものといえます。
豆類・穀物類
デトックス効果のある食材は、野菜や果物の他に、豆類や穀物類なども有効とされています。特に豆類なら、大豆、小豆、アーモンドなど、その多くが毒素を取り除く効果が期待できるそうです。
なおビールのツマミに大人気のソラマメもそうです。もそもそ豆は身体に良いと言われていますが、これは本当のようです。
また穀類についても、その多くがデトックス効果が期待でき、はと麦、玄米、さつまいも、こんにゃくなど、様々な穀類が当てはまるそうです。
特に穀物といえば、玄米は健康にもデトックスにも効果があると言われています。これは、胚芽玄米に秘密があるそうです。
この胚芽玄米は、栄養価が高いのはもちろんですが、フィチン酸という抗酸化作用の強い成分も含まれているのです。これがデトックスに大きく影響を与えてくれるのだそうです。
さらに小麦胚芽にも同様の効果があり、栄養素が高く、ビタミンEも多く含んでいます。このビタミンEが抗酸化作用を生み出しているのだそうです。
この他にも、こんにゃくは昔から身体の毒素を抜く食材として有名です。こんにゃくは、かなり強いデトックス効果があると昔から言われてきているのだそうです。
なお、はと麦や玄米のお茶も、毒素除去作用があり、普段からこういったお茶を飲んで、身体に溜まった毒素に対処したいものです。
水
究極のデトックスが、水を飲むことかもしれません。特に水は、デトックスにおける基本中の基本ですので。
そもそも発汗や尿など、老廃物や有害物質を排出するのに必要なのは、全て体内の水分が関係しています。水がデトックスの基本となるわけです。
人間が1日の発汗などにより失う水分量は、1.5リットル程度と言われています。そして、この1日1.5リットルというのが、人間の水分補給の目安とも言われているのです。ただ実際には、もう少し多めに摂取するといいそうです。
なお水分補給は、昔ならば水道水を用いていましたが、今では、水道水には塩素が含まれている関係上、水道水から摂取するのは好ましいとはいえません。
例えば水道管がサビていたら、鉛なども一緒に摂取してしまためです。そもそもデトックスは、鉛を除去する健康法ですが、それを摂取するようなことをしてはいけません。できれば、水道水よりもミネラルウォーターで摂取したほうが良いかもしれません。
お茶
日本人にとってお茶は、とても身近な飲料水といえます。特にデトックス効果が期待できるお茶は、ローズヒップティーやジュニパーベリーティー、ダンデライオンティーなどがオススメだそうです。
これらのお茶はあまり一般的ではないですが、飲むだけで毒素除去の効果があるそうです。さらに多くのお茶には、利尿作用もあり、排出がスムーズにおこなえるのも嬉しいことです。
その他
実は調味料にもデトックス効果があるものがあるそうです。調味料は、普段の食事でよく使っているので、デトックスを意識することは無いのですが、毒素を取り除く一要因となっているモノもあるそうです。例えば、しょうゆ、味噌、酢などがそうです。
なお肉類にもデトックス効果があるものがあるそうです。なお肉といえば、毒素を取り込むイメージがあります。実際には、牛肉や鶏肉にはデトックス効果は期待できません。
しかし、豚肉やレバーは大いに期待できるそうです。昔から豚肉が身体に良いとされているのは、この効果のためだそうです。
例えば沖縄で豚肉が好まれていますが、沖縄の平均寿命が高さはそのおかげとも言われています。これこそデトックス効果の賜物といえそうです。
サプリメントでデトックス
一般的にサプリメントといえば栄養補助剤のイメージがあります。体調不良の改善やし、ダイエット補助、さらに足りない栄養素の補給などが、本来のサプリメントの用途かと思います。
特に現代の食事は、栄養が偏り過ぎているので、ミネラルなど様々な栄養素が補給しにくいのです。そして、それらを補うのがサプリメントになると思います。
しかしサプリメントの中には、デトックス効果の高いモノもあるそうです。そもそもサプリメントとは、様々な用途に応じて作られてるため、例えばデトックス効果に特化したタイプもあるのだそうです。
最近は、デトックスが注目されていることから、サプリメントを使ってデトックスしてみるのも1つの方法だと思います。
アミノ酸
アミノ酸の役割とは、たんぱく質の元となるということだそうです。たんぱく質は、骨格や筋肉を作るうえで重要な成分となり、三大栄養素の1つにも数えられています。
そして、このアミノ酸の硫黄が含まれたメチオニン、シスチンといった成分が、デトックス効果が高いそうです。
なおアミノ酸は、デトックス効果のほか、美白効果もあり、健康や美容には欠かすことの出来ない成分で、サプリメントの中でもトップクラスの人気なのだそうです。特にデトックス効果を意識するなら、まずアミノ酸からともいえそうです。
アミノ酸の1日の摂取量(目安)は、メチオニンは500g、シスチンは250g程度だそうです。なお過剰摂取は禁物だそうです。これはどのサプリにもいえますが、摂りすぎは身体にとってプラスになることは無いのです。
さらに、ウコンもデトックス効果のあるサプリメントとしては有名だそうです。ウコンのデトックス効果としては、肝臓の解毒効果の上昇、脂質蓄積の抑制などで、非常に有効なのだそうです。
亜鉛
亜鉛というと、鉛の一種と思い、鉛の亜種なのかなという印象を受けます。しかし実際は、鉛と亜鉛はまったく別モノなのだそうです。
特にデトックスにおいて、鉛と亜鉛は正反対のモノで、鉛は毒素であり、亜鉛はサプリメントなのです。
そもそも亜鉛とは、身体に必要なミネラルの一種で、過剰摂取は問題ですが、適量摂取することで、身体を正常に保つことができるのです。
なお亜鉛の役割は多く、ホルモン活性化、たんぱく質や炭水化物の代謝、さらに皮膚や骨格の成長などにも影響を及ぼすそうです。
この亜鉛が不足すると、身体に悪影響を及ぼす原因となるため、サプリメントの中でも亜鉛は人気が高いそうです。
実際に亜鉛のデトックス効果は、鉛を取り除く働きがあり、このことからも亜鉛と鉛はまさに正反対の物質なのだとわかります。さらにカドミウムなどの毒素も取り除いてくれるそうです。
そして亜鉛が不足すると、抜け毛や味覚障害、生殖機能の低下などの深刻な症状に悩まされることが多いそうです。
αリポ酸
本来、αリポ酸とは、肝臓の治療薬などの医療品の中に含まれる成分の1つで、解毒作用があり、中毒治療になどに用いられてきたそうです。そして、このαリポ酸が単独のサプリメントとして販売されたのは、つい最近のことなのだそうです。
αリポ酸がサプリメントになったのは、デトックス効果が極めて高いためですが、近年のサプリメントブームやデトックスブームがその背景にあるとも言えるそうです。
そして現在では、αリポ酸は多くの人の愛用のサプリメントとして人気なのだそうです。
なおαリポ酸には、高い抗酸化力、有害金属の吸着や排出効果、水や油に溶ける性質などがあり、デトックス効果は文句なしのサプリメントなのだそうです。
食物繊維
食物繊維は、腸内の有害物質や悪玉菌などの毒素を体外に排除する効果があります。さらに、身体に優しい成分でもあります。
なお食物繊維は、野菜に多く含まれているので、野菜を摂取していれば十分補給可能なのではないかという疑問もあります。
では、食物繊維の1日辺りの食物繊維の目標量についてと考えてみたいと思います。
生活習慣病予防の目安としては、1日の摂取量は20g程度といわれています。ちなみにレタス3個~5個分の量なのだそうです。これでは、どう考えても1日で摂取できるとは考えられません。
現在、20代~30代の日本人が1日に摂取している食物繊維の平均量は、12g程度だそうです。なお20歳以下の若年層に絞ると、恐らく10gを割り込むとも言われています。
これでは食事だけで必要量を摂取するのは難しいといえます。
そもそも食物繊維は、食事だけでは摂取しきれない成分なのだそうです。以前、ファイブミニという飲み物が流行りましたが、あれはまさに食物繊維を補うドリンクだったのです。
つまり、以前から食物繊維不足は指摘されていたのです。なお食物繊維が不足すれば、体調は不調に陥ります。そのため、しっかり摂取する必要があるのです。